マセラティのカスタム・エアロパーツの事なら伊東自動車へ

作業事例

マセラティ・グラントゥーリズモ エアロパーツ/デモカー製作@

弊社ではお客様のご要望を伺い、オーダーメイドにて製作するエアロパーツ製作の他に、販売向け商品としてのエアロパーツの開発・製作をしています。

今回は弊社のお客様(K8668y様)にご協力頂きましてマセラティ・グラントゥーリズモで
弊社デモカーの製作とグラントゥーリズモ用ボディキットを製作致しました。

デザインからエアロパーツのフィッティングと細部の作り込みをミリ単位でこだわり、そして塗装、コーティングと弊社の技術をご覧頂ける仕上がりとなっています。
各地イベント等で機会ございましたらご覧下さい。

エアロパーツ・ボディキットの販売専用サイトはこちら

作業工程  A B フォトギャラリー


マセラティ・グラントトゥーリズモ

すでに各部がカスタムされている状態ですが大きくリニューアルで入庫です。

弊社デモカーとしてエアロパーツの製品開発・販売を見据えての製作です。

ラッピングでアドバンカラーでしたが

とりあえずリセットします。

既存エアロパーツの取外し

ラッピングも剥がしてスッピンに。

普通な感じに戻します。

そして今回の完成イメージはコレ。

エアロパーツを製作して
キャンディレッドでのグラデーションでオールペイント

画像を加工したり、綿密な打ち合わせを繰り返し製作者とオーナー様と
で完成イメージを共有します。

これがなにより一番大切な作業ね。

画像加工では判らない部分は
実車にてボリューム感を確認します。発泡スチロールでサクサク造形して雰囲気を確認。

この作業にはオーナー様も立ち会って頂いてイメージを膨らませます。

サイドステップ、リアディフューザー等のデザインも同様に確認します。

ある程度デザインが固まったところでハードモデルの製作に入ります。

今回のエアロ製作はワンオフではなくて量産・販売も見据えた製作方法となります。

左右フロントディフューザー

純正サイドスカートにアドオンする
ロアパネル

リアディフューザーとマフラーガーニッシュ

リアバンパーサイドからマフラーアーチにつながるデザイン。

これはなかなか秀逸デザインかと。

後の製作工程として型取りがあるので今回は粘土(クレイ)は使わずに全て樹脂・パテでのハードモデル製作とします。

ディフューザー本体

ここまでサクっとお話を進めていますが実際の作業はかなり精度を求めて作っているのでここまでの段階でもかなりの時間を要しています。

ひたすら造形、没頭時間。

人と話したくない。

電話に出たくない。

夜、独りでやりたい。

職人としては楽しい時間です。

だけど部品点数が多いので
なかなかハードなお仕事です。

あ、納期もイベントに合わせてなのでかなり時間がなかったので
2カ月ぐらいほとんど家に帰っていない状況。

ね、画面をスクロールするみたいに
スルスルとは作業いきませんよ。

これ、平成から令和をまたぐ瞬間
午前0時

ええ、サイドステップ削ってました。

そんなに簡単にできる物ではないのですよ。
何しろこだわりすぎちゃって
「とりあえずそれらしくなればヨイ」ってな感じで作れない性格のケンとオーナー様なので一緒にミリ単位で徹底的にバランスこだわりました。

「あと5mm削ってみようか?」って事をエアロの全個所でやってます。

これがワンオフの楽しいところでもあり、自由に作れてしまうから大変なところでもあります。

基本的に楽しい事やっているので
気持ちは楽しいんだけど身体はきつい。 笑

オーナー様とのデザインの打ち合わせはメールやLINEでも画像を確認しながら進めます。

とにかく完成イメージを常に共有する事が完成時の満足度につながります。

同時進行でヘッドライトに取付する
アイラインも製作します
ちょい小物であっても手抜き無しね。
全体的に結構いいところ来たんじゃないの〜
となったところで屋外に車を出します。

マクロ的視点での製作は大事ですが車を遠くから眺めての1/1リアルサイズでの確認がとても大事。

お茶を飲みながら立ち位置を変えていろいろな角度からデザイン・バランスを確認します。

 

すでに狙いのデザインにはなっていますが拘りだすとどこで作業をやめるかが決められないW

スーパーフィッティング
各部パーツの仕上げ作業
微妙な面の歪みやラインの通しの精度を高めていきます。

似てるっ!

 

 

※画像 はいむるぶし さんからお借りしました。

フィンは簡単に作るなら一体型なんだけど薄く作りたいから製造上の都合で別パーツに。

手間もコストも高くなるという
あえて茨の道を選択。。。

 

もちろんフィッティング良好〜

ケンのハンドメイド

下地塗装を終えてディフューザー完成

似てるぞ!




※画像はマリンダイビングweb さんからお借りしました。

フロントも完成〜

コレ!ココ!

ラインの交わりと面の構成。
影の入り方。こだわりポイント。

この狭い領域に凝縮されています。

サイドも完成〜

通常のワンオフ製作であれば
これに塗装すればワンオフ品の出来上がりなのですが今回は量産用の型を作るので型取りに入ります。

型取りを経てはじめて製品版が出来上がるのでエアロが出来るまで車体の作業を進めましょう。


【そのAにつづく】

   
   
   

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伊東自動車では、お客様のお車を自分の車のつもりで丁寧に扱い、仕上げにもこだわっております。

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